君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

Vol.1「雪の街を駆ける」公開しました

【A列車で行こう】雪の街を駆ける【箱庭prj-Vol.01】 - ニコニコ動画

動画の内容の詳細については改めて公開する機会があると思いますが、ここでは経緯とか制作手法とかについて触れておきます。

制作の経緯

参加するまでの経緯はFuchsさんのサイトにも書かれていますが、そもそも、動画作る予定はなかったんです。
私はあくまで鉄道ダイヤを組むだけのつもりで。動画は基本的にFuchsさんが作ると。


で、ある時「BGMどうしましょうか」という話になって。
以前、お世話になったフリー音楽素材のサイトを巡ったり、自分のマイリスを漁ったり。


そんな中、マイリスから今回BGMとして使わせていただいた曲が出てきまして。
それを聴いているうちに、無性に自分で動画を作りたくなり、半ば勝手に作らせていただきました。


曲がよかったというだけではなく、ダイヤを組む中で、マップを作成したFuchsさんにお話を伺ったり、関連する動画を見たりする中でマップへの思い入れができてきてまして、それとちょうどマッチしたという面もあったのですけど。

プレビューモード。

今回の動画は全編、プレビューモードで設定した映像がベースになってます。

前作(完成マップを巡る〜プレビュー機能と長距離特急の旅)の説明文でも書いていますし、ダイヤ神でおなじみLoasさんも何度か紹介されていたのですでにご存知の方も多いと思いますが、プレビューモードには連番BMP(もしくはJPEG)書き出しの機能があって、それを結合して動画にすることで、A9がどうにか動く程度のスペックのPCでも、高画質な動画を作成することができます。


今回設定したプレビューは、複数のシーンを組み合わせるのではなく、1シーン構成となってまして、BGMを差し替えればゲームデータでも同じ映像を見ることができます。

1シーンで、BGMに合わせながら撮った制約として、画面切り替えエフェクトの選択肢がきわめて限られてしまうということはあります。映像の長さに余裕が必要になるクロスフェード系は全滅ですし。
ただ、動画制作の労力はかなり省ける面もあります。


最初は、前面展望とかも組み合わせようと思っていたのです。
相変わらずの糞スペックPCではありますが、以前は動画作れたし何とか録画できるのではないかと。


ただ、前作を公開したA9発売当初は、最低画質で録画してもなんとかなりましたが、その後高画質動画が当たり前になる中で、影なしとか水面低とかで録画するわけにもいかず、といってちょっとでも画質上げればもう録画処理自体が追いつかないという状況で、諦めざるを得ませんでした。


プレビューモードで4分20秒なんて気が遠くなりそうでしたが、チマチマとキーを設定しているうちにだんだん慣れてきまして、カッコいいカメラの動きとかもできるようになってきたので、あ、いけそうだなあ、と。
最後の方で、特急を追いかけて駅の中を抜けていく動きがありますが、これもホームのオブジェクトに突入したり外壁に衝突したりしながら、かなり微調整を繰り返した結果、うまく通り抜けてくれるようになりました。

オープニングについて、その他

オープニング10秒は、このプロジェクト共通のイントロとして制作したものです。
タイトル画像の原案をFuchsさんが作成、それをもとにジングルと動画を半ば突貫工事で作成しました。
TNさんの「東鳩急行電鉄万葉分室」でBayFMの曲が使われていますが、あんな感じの洒落た曲がいいなあ、と思いつつ。


4:30という動画時間には、実質的な意味は何もないのですが、個人的には若干思いを込めた部分でもあったり。