君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

A列車動画の感想(10/1/8)

今回感想を書いた動画の一覧、および各動画へのリンクです。


【MAD】とある玩具の再現路線ED - ニコニコ動画

まさかのエンディングバージョン。マップは阪和線天王寺駅付近がモチーフだと思うのですが、阪和線マップ完成したんでしょうか? ……と思ってサイト確認したら、完成していたんですね。

なんか(いい意味で)投げやりなスタッフ表示がいちいちツボをつくのですが、特に53〜57秒のところが最高です。A2001やA21Cをやってない人には意味不明……かもしれませんが。


【A列車で行こう8】草野電鉄開発録 第5回 - ニコニコ動画

最初、この前回の時点で下書きしてまして、

最近話題の草野地区。すでに勝手に「ボッシュート」というニックネームで呼ぶ人もおり、実にいい感じです。

なんて書いていたのですが、まさか本人がネタにするとはww

別に同一人物だと指摘したり推測したりする意図ではないのですが、テキストのフォントやBGMの選曲はA-banさんっぽい雰囲気がありますね。

いい感じの山間部の風景なのですが、ただ、何かが足りない気がする、というのが正直なところ。それが何なのかがうまく表現できないのですが、山間部の線区の味わいは、単に風景だけでは表現できないのではないか、という気がします。

同じようなマップの例をいくつか並べてみます。

  • 双鈴鉄道:腕木式信号機ディーゼル急行などの表現を通して、山間部のローカル線らしさを描き出そうとしている
  • 山間部を抜けて(YouTube):一切の具体的な説明を排除して、視聴者の想像にすべてを委ねている

これらと比較してみると、ローカル線の情景を想像しにくいとか、走行シーン以外はずっと開発の説明があるために想像を働かせる余地が乏しい、とか言うこともできそうですが、といってそれらの真似をすればいいというわけでもなく。

もし私がやるとしたら、という視点になりますが、第1回であった発電所とダムの設定と鉄道とのかかわりをもう少し描けたらなあ、という気がします。A8の画面に人はいませんが、そこに人の姿をイメージできるようになったら、もっと面白くなるんじゃないかと思います。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm9290300

先月始まったはずなのですが、いつの間にか8号線。以前から書いているとおり、うp間隔もクオリティの1つだと考えてますので、コンスタントにアップされているのはいいですね。
で、このシリーズはいろいろと鳩急スタイルなわけですが(今回のラストの一言とか)、とかく堅実といわれることが多い鳩急シリーズもただ堅実なだけではなく、お約束の幕改造が楽しみだったり、ある時にはUST(浦賀サイドターン)の真似みたいなものがあったりして、今の人気があるんだと思います。
そういうお楽しみ要素が乏しいように感じますので、もう少し飛び道具があればいいなあと。走行シーンでLED案内機を再現していたりするのですが、1年前ならいざ知らず、今はLEDぐらいではあまり喜ばれないですからね……。
#だから、はるラピではそういった機器類の表現はすっぱり諦めたのですが。


双鈴鉄道part9【A列車8】 - ニコニコ動画

上で挙げた双鈴鉄道の最新回。速度計と信号機はこれまでも例がありましたが、圧力計というのはなかったのでは? やはり、ディーゼル急行の雰囲気がよく出ていると思います。
最初に見たときには違和感もあったのですが、上級急行の「上級」が、なんとなく農村的な上下関係にうるさい価値観を表現しているようで、やはりローカル風味の表現に一役買っているのかな、と感じます。

惜しいなあと思うのは、「警笛鳴ラセ」のところで本当に鳴っているといいなあと。以前の回で、どなたかが書いていたような気もしますが。はるラピでも時々、出発時や駅の通過時に警笛を鳴らしていましたが、それだけでぐっと雰囲気が変わる感じがしたりするものです。

個人的にいいなあと感じたのは、運転台や計器を半透明にしているところ。ディティールにこだわる立場からは異論もあるかも知れませんが、これによって、凝った演出もそれほど展望の邪魔にならずに楽しむことができます。

色灯式信号機の表示で、5灯式で緑が上から4つ目にあったり、2灯式で赤が上にあったり、というのは現実の鉄道とは異なるわけですが、まあ、そんなことまで気にするのもどうかというところでしょうか。

後半は、特に赤字物件を撤去するあたりの台詞回しがなんか気に入りました。双鈴鉄道ってこういう芸風でしたっけ。その意外感もいい感じです。


【A列車で行こう8】東鳩急行電鉄開発日誌 OVA2巻 - ニコニコ動画

なるほど……! これは新しい視点ですね。それに対する社長の反応の微妙さ加減がまた面白かったりします。

ただ、コメントにもありましたがA列車は電化・非電化の違いをダイナミックに表現できないのが残念です。A21Cは電車の車両にはパンタグラフがあるのですが、線路の架線柱を消せないのでやっぱりイマイチだったり。ダイナミックな違いがあれば、最後のオチももっと活きたはずなのですが。

視点は新しいのですが、でも音楽はいつもの鳩急だったりして、その混在感もいい感じです。