君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

動画シリーズを続けるということ

誰でもベターを追い求めますよね - 脳内会社の喫煙所

ああ、なんか自分のシリーズをそこまで持ち上げられると恥ずかしいですね。でもとても嬉しいです。
理詰めというのは確かにそうで、それを隠すためにラピートにボケさせたり、二人揃って右往左往させたりしていたのですが、最近はあまり隠そうともしなくなってきたような……。
キャラとしてグダグダになるのはひとつの味付けになりえるかもしれないですが、プレイ自体があまりにもグダグダになってしまうと、それはつまらないんじゃないかなあと思いますので、ゲームプレイの部分はしっかり進めていきたいと考えています。
A21Cのシステム自体が、事前設計をしっかりしないと、簡単にやり直しがきかなくてどうしてもグダグダになってしまうというところも、影響しているかもしれません。プレイしていて、A8だったらもっと気楽にできるんだろうなあ、なんて思うこともしばしばです。


あと、ベターを追求していきたいという部分、誰でも追い求めるのは当然そうなのですが、少し力点を置いてみたかったのは、「走り続けながら」という部分でした。
まだ方法論が確立できていなかった3〜4回の頃、期待していたほどアクセスが伸びず、「そもそも開発動画を始める動機がいい加減だったよなあ」って後悔したり、始めてから直面した誤算がいろいろあったりして、いっそ畳んじゃおうかと思ったことがありました。
が、少しずつマイナーチェンジを模索しながら次を進めていって、何か指摘されたら「ですよねー」なんて反省したりしつつ、どうにか15回まで動画を上げて、続けていく目算も立ちました。ですので、あの時、畳まなくてよかったと思っています。


最近、いい動画が作れる人ほど、「次の方向性に迷ってしまって、上げたいのに制作が進まない」という状態になってしまう傾向があるように、なんとなく見えるんです(違ってたら失礼な話ですが)。もし仮にそうだとしたら、充分に満足がいかなくてもとりあえず次を作って出してしまう、そうして、一気に100%とはいかなくても、今回は80%、次は85%……というように、少しずつ満足できるものを目指していくという方法もあるんじゃないかな、ということを思ったりもするのです。


逆に、それでもどうしても続けられなくなった時。

漫画雑誌の連載は人気がなくなれば即打ち切りですから、「○○の冒険は まだ始まったばかりだ!」なんて終わり方をしてしまう漫画もあります。商売だからしょうがないよなあ、なんて思っていたのですが、考えてみると、人気の出ない作品はさっさと打ち切って、次に取り組んでもらうほうが漫画家のため、という「温情」でもあるのかもしれません。

シリーズ動画は、誰も合理的な理由で打ち切ってくれる人がいないので、仮に続けられなくなったとしたら、打ち切るという判断も自分でしないといけない。それはある意味大変なことだとは思うのですが、どうしても無理なら、A列車的に言えば、「この路線は、まだ見ぬ広大な大地へと続いていく……」みたいな、強引な終わらせ方をするのも、(実際に見るとしたら残念ですけど)ありなのかなあ、と思ったりします。


昔、週刊少年ジャンプで読んでいた漫画で、描写があまり少年向きじゃなかった「みどりのマキバオー」という競馬漫画がありまして。
ある時を境にどんどん人気が下がっていって(ページがどんどん後ろに下がっていっていたので察しが付きました)、そして、主人公のミドリマキバオーがレースでゴールする直前のところで打ち切りになっちゃったんですね。

で、ジャンプでの連載はそこで終わったのですが、単行本ではその後の展開が40ページぐらい追加されていまして。
そんな形で、いったん中断しても、復活できればまた続きをやるというのもありなのかな、と思います。


こんなあたりのことを、全然まとまっていませんがいろいろ考えながら、「走り続けながら」という言葉を入れてみたわけです。


まあすごく単純に書くと、最近動画が上がっていないシリーズの方、今いくつか具体的に書くとしたら(全てではないですが)ニコ鉄の湾岸・東光・すいきょー萃橋支社、対々急行の最終回(のはず)、笹瀬川鉄道…etc. 次回楽しみにしています、ということで。